<新コロナ真理教の人々⑰>byカイジロウ
【真の危険性は誰も知らなかった】
ワクチン情報をウォッチしてきた私の気づきとして、「最初から全てを知っている人はいなかった」点を挙げたいと思います。私は不覚にもワクチンの危険性について「菅や岸田はこの毒性を知っていた可能性があるのではないか」とツイートしてしまいましたが、考えてみればそんなはずありません。ワクチンが効くというのは元々社会のコンセンサスで、常識人の為政者である彼らもまた、このワクチンに対しても「医者が言うから正しい」と思ってしまったに違いないのです。
更に言えばこの「○○は最初から知っていた」という根拠の薄弱な推測は陰謀論を生み出す元であり、厳に謹まなくてはならないと、私も自らを戒めます。
そもそも当初このワクチンが危険な理由は「mRNAが逆転写する可能性があるから」と言われていたのです。mRNAからDNAへの転写はないというセントラルドグマが定説の中で、例外的な逆転写もあり得るから危険というのがワクチン反対派の主張で、一方推進派は、そんなこと起こるはずがないと水掛け論だったのです※①。つまり反対派ですらDNA大量混入の可能性について言及していませんでした。
ところがケビン・マッカーナン氏が「mRNAの品質確認」の際に大量のDNAを偶然発見して大騒ぎになりました※②③。彼にとってもこれは予想外の発見だったのです。しかもその原因がシュードウリジンに伴うDNAとmRNAの粘着性というそもそもの話ですから、最初から理論的に分かるだろうと言いたくもなります。しかしやってみるまで分からないというのが、万能ではない人間の、人間たる所以なのでしょう。
※①)「打たぬ選択ない」(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202106/0014447762.shtml
※②)RNAコロナワクチンにDNAが混入している?
(荒川央)
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n2b4f8555b103?magazine_key=m57ee2fec0b39
※③)mRNAワクチンの問題(mRNAワクチン中止を求める国民連合)
https://stop-mrna.com/mRNA
DNA汚染問題は慎重派によって「危険ではない」と矮小化されていますが、そもそもモデルナは特許出願時にDNAの危険性に触れています※④。つまり「DNAは危険だがmRNAは安全」なことが特許の主意だったのですから、その危険性は最初から分かっていたのです。
※④)ヒトさんのTwitter
https://x.com/GVdFrnRWbN18944/status/1726120888653991955
それが明らかになっても「危険ではない」と嘯き、今なお中止にもならず、率先して自らにも接種する医学者たち。私にはその姿が、教義を信じて飛行機もろとも高層ビルに突っ込む狂信者と1ミリも違わぬように見えるので、「医学は宗教」と申し上げている次第です。
コロナ真理教の人々
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由
新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ
⑥医学は本当に宗教なのかⅢ
⑦厚労省の心筋炎詐欺グラフ
[号外]紅麹問題
⑧XBB詐欺と抗原原罪
[号外②]パンデミック条約反対デモ
⑨コロナ論の論客たち
[号外③]コロナワクチン被害国家賠償請求訴訟
⑩コロナ騒動と人間関係
⑪mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅰ
⑫mRNAワクチン中止を求める国民連合Ⅱ
⑬ワクチンとサヨク思想Ⅰ(日米の政局について)
⑭ワクチンとサヨク思想Ⅱ(自然主義について)
⑮ワクチンとサヨク思想Ⅲ(陰謀論者について)
⑯プラセボとRCT
神ならぬ身の人間なのだから、やってみるまで分からないというのはある意味やむを得ないのかもしれませんが、やってみて分かったはずなのに、それを認められず、撤回も路線変更もできないというのは、一体何なんでしょう?
これも、人間なんてそんなもん、やむを得ないものだと思っておかなければいけないことなのでしょうか。